ウマ娘の登場馬について(SSR)
こんにちは
会社の面接で好きな馬を聞かれたからトウカイテイオーと答えた。「何度ケガしても立ち上がり復活したことを尊敬しています。」
たみーです。
(彼の現役時代、僕は生まれていませんwww)
女の子育成ゲーム「ウマ娘 プリティーダービー」が流行りだし、競馬自体にも興味を持つ人も増えたようなので、アプリ内の女の子達が、現実の競走馬としてはどんな活躍をしていたか簡単にまとめました。
モデルの馬が30年前後も昔で、私はほとんどの馬の現役時代の活躍を見れていませんが、語り継がれている事をリアタイで見てたかのように書きます。
間違いは指摘おねしゃす。時代順にいきまっしょい。
GⅠ3連勝を含む重賞6連勝し世代最強に。天皇賞(秋)では後輩のオグリキャップを抑えるが、引退レースでの有馬記念では半馬身の先着を許し、2頭の芦毛馬による世代交代レースとなった。「昭和最後の名馬」。
阪神3歳ステークスを勝利し、No.1ルーキーに。しかし後にも先にも重賞を制することは無かった。正直なところ、SSRに選ばれる程の馬ではないと思うが、「金色のたてがみと尾」を持っていたことでアイドルホースとして人気があったからだろう。
③オグリキャップ(牡・1985生)
元々は地方競馬(笠松)の馬だったが、そこに留まる馬ではないと中央競馬へ殴り込み。タマモクロスに負けるまで重賞を6連勝。リベンジした有馬記念が最初のGⅠ制覇だった。1600mのGIも制すなど幅広い距離での活躍を見せる。最終年は天皇賞(秋)6着・ジャパンカップ11着と「もうオグリはオワタ」と思われたが、ラストランの有馬記念で再び頂点に立ち、有終の美を飾った。
④スーパークリーク(牡・1985生)
武豊が初めてGⅠを制したのは、この馬での菊花賞。翌年の天皇賞(秋)ではオグリキャップ・イナリワン(共に「平成三強」と呼ばれた)を抑え優勝。更に翌年には天皇賞(春)を制し、最強ステイヤーを証明した。
⑤アイネスフウジン(牡・1987生)
逃げ馬として、朝日杯とダービーを逃げ切る。特にダービーはレースレコードを記録し、2004年のキングカメハメハが更新するまで、そのスピードを見せつけ続けた。ダービー後に脚部不安から引退した。
⑥メジロマックイーン(牡・1987生)
重賞への初出走が菊花賞ながらも優勝。翌年に天皇賞(春)を圧勝し、親仔3代の天皇賞制覇を達成。翌年の天皇賞(春)はトウカイテイオーを抑えて連覇。翌年3連覇がかかった天皇賞(春)にはライスシャワーに破れる。この馬を母の父に持つ「オルフェーヴル」や「ゴールドシップ」が誕生し、ステイヤーの血は残せたと言える。
⑦トウカイテイオー(牡・1988生)
「皇帝」シンボリルドルフ産駒であり、無敗で皐月賞・ダービーを制する様は正に「帝王」。しかし骨折により3冠の夢は潰える。翌年に優勝したジャパンカップの次、有馬記念での惨敗後の骨折により再び長期休養。復帰レースはなんと翌年の有馬記念。ラストランとなるこのレースで優勝し、復活劇を見せつけた。
⑧ライスシャワー(牡・1989生)
ミホノブルボンの3冠を菊花賞で阻止してGⅠ初制覇。更に翌年にライスシャワーの天皇賞(春)3連覇を阻止する等、良い意味で空気が読めていない。2年後の天皇賞(春)も勝つが、次の宝塚記念のレース中に故障が発生し予後不良に。菊花賞&天皇賞(春)の舞台であった京都競馬場にはライスシャワーの碑が建てられている。ラストランの宝塚記念も、この年は京都競馬場での開催であった。
⑨サクラバクシンオー(牡・1989生)
短距離路線に転向してからは桁違いのスピードを見せつけ4・5歳でスプリンターズSを連覇。生涯21戦11勝だが、1400m以下のレースで見れば12戦11勝。種牡馬として数々の短距離馬を送り出した。この馬を母の父に持つキタサンブラックが長距離で大活躍したのはマジでイミフ。
⑩ニシノフラワー(牝・1989生)
桜花賞を制した後は3歳にしてスプリンターズSを制覇。同期のサクラバクシンオーが牡馬の短距離王なら、こちらは牝馬の短距離王。もっともニシノフラワーはマイルのGⅠも制しているが。つーか、やっと出てきたな牝馬、ウマ娘なのに。
⑪ウイニングチケット(牡・1990生)
柴田政人にダービーをプレゼントした馬。\( ‘ω’)/ウオオオオアアアアーッ!
⑫ビコーペガサス(牡・1991生)
えーと、うん、GⅠ勝ってませんね。重賞の盛り上げ役だったぽい。書くべきことあったら教えて下さい。
⑬サイレンススズカ(牡・1994生)
大逃げの馬、というよりは、普通に走ったら早いまま最後までペースが落ちなかっただけという感じの馬。金鯱賞の11馬身差の勝利はワロタ。毎日王冠ではエルコンドルパサー・グラスワンダーを置いてきぼりにして圧勝。しかし続く天皇賞(秋)のレース中に故障し予後不良。G1制覇は宝塚記念だけだが、2000m前後は間違いなく最強。
⑭セイウンスカイ(牡・1995生)
下記3頭と並ぶ最強世代の2冠馬。菊花賞は一人旅の逃げ切りをし、世界レコードを記録した。しかし以降は同期の馬に勝ち星を取られてしまう。早熟だったのかもしれない。
⑮エルコンドルパサー(牡・1995生)
アメリカ産。NHKマイルCを制覇し3歳マイルの頂点に。更に同年ジャパンカップではエアグルーヴ・スペシャルウィーク・海外勢を完封した。翌年はフランスのサンクルー大賞典を勝利し世界に力を見せつける。凱旋門賞も2着と大健闘。生涯11戦8勝で3着以下になっていない。
⑯グラスワンダー(牡・1995生)
アメリカ産。デビューから圧勝続きで朝日杯もレコード制覇。翌年の有馬記念でセイウンスカイを相手に完勝。翌年の宝塚記念を制し、グランプリ連覇。同年の有馬記念はスペシャルウィークを抑え連覇と正に怪物。種牡馬としは産駒が宝塚記念を勝つなど大成功。スクリーンヒーローは中距離王モーリスを産み、怪物の血は継承されている。
⑰スペシャルウィーク(牡・1995生)
最強世代のダービー馬。翌年には天皇賞(春)と(秋)を連覇、更にジャパンカップも制した。ここまで勝って最強と言い切れないのは正に最強世代だった。種牡馬としてはシーザリオ・ブエナビスタという女王を2頭も出している。特にシーザリオはGⅠ馬を3頭も出している。
⑱ハルウララ(牝・1996生)
地方競馬(高知)の馬。全く勝てない馬として取り上げられニュースに。勝利を願ってた人と、連敗記録を伸ばして欲しい人、どっちが多かったんだろうか。生涯成績は113戦0勝。おつ。
⑱エアシャカール(牡・1997生)
皐月賞・菊花賞の2冠馬。ダービーは惜しくも7cmで2着のほぼ3冠馬。気性がとにかく荒く、その日の調教をクジ引きで決めていたとか。武豊「頭の中を見てみたい」w
⑲ファインモーション(牝・1999生)
外国産(アイルランド)馬の為、当時の規定で桜花賞・オークスに出走できなかった。無敗で秋華賞を圧勝したこともあり、出走できれば牝馬3冠を取れていたであろう馬。引退後、医学的に繁殖できない事が判明。その強い血は残せていない。
⑳ウオッカ(牝・2004生)
牝馬なのにダービーを制した(64年ぶり)。同期ダイワスカーレットと何度も死闘を繰り広げ、共に牡馬を蹴散らしていた。生涯獲得GIは7勝と、歴代最強牝馬の最有力。「ウォッカ」ではないので注意。
㉑スマートファルコン(牡・2005生)
皐月賞で最下位になった後、ダートに転向し、地方競馬の交流重賞を勝ちまくる。鞍上が同じ武豊であり、ハイペースの逃げ競馬が連想させ、「砂のサイレンススズカ」と呼ばれる。
㉒ゴールドシップ(牡・2009生)
皐月賞・菊花賞の2冠馬。翌年の宝塚記念ではジェンティルドンナを倒す。2015年の宝塚記念でゲート内で立ち上がり、大幅な出遅れで3連覇逃す等、気性の悪さから勝ちか大負けのどちらかという感じで安定しないものの、GIは6勝している。
22頭は多いんじゃあ~。
馬が追加されたり、育成ウマ娘の括りでまた書きます~。